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20001.03.12(月) 術後6日目

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入院11日目。 てんきくもり。ドレーンは昨日の朝から25CC.朝は教授回診。「抜糸しようね」ということで、E先生が残りの糸(?)をはずしてくれた。緊張してがっちり固まってる私の右側にD先生がいらっしゃって、「痛くないでしょ?」。はい。痛くないんですが、抜糸って歯医者さんでしかやったことなくて、歯医者さんの抜糸は結構痛いんだよー(ToT)。「抜糸するて言ったら緊張しちゃうかなー?これから何も言わないで抜糸しようかな?」。いえいえ、それは困ります。ちゃんと言ってくれたほうがいいです。緊張はするけど。
なんと、糸ではないんです!ホッチキス!なの。D先生の「見てみる?」に「卒倒したら困る」と答えたら笑われてしまった。終わった後、好奇心に駆られて「やっぱり見てみます」。とトレイのガーゼをはぐってみてみたら、真中がM字型に凹んだホッチキスの針。乾いた血でもついてるかとおびえてたんだけど、そんなことはない。ぜんぜんきれい。M型になってるのは、はずすときに真中を押さえて両側を引き上げるからだそうで、本当にホッチキスなんだ!なんと言うか、ショックというか、複雑。人体にホッチキス・・・・・・はぁぁ。(「もちろん医療用ですよ」とD先生談)
ちょうどそのとき教授がこられた。得意の営業スマイルで「おはようございます」といったら、「おはようございます」と返された。顔を見て、終わり。あらぁ??傷見なくていいんですかぁ?先生?
結局ドレーンは外れなかった。癌友(なんつう言葉だ)で主治医も同じMちゃんは、抜糸と同時だったらしいのでちょっとがっくり。
E先生に「今日のリハビリ目標は、腕を真横に持っていくこと。10回ね(ハートマークつき)」
昼前に母が着替えを持ってきてくれる。今日は曇ってるせいか、なかなか腕が上がらない。あげると引きつるように痛む。上に持っていくのも昨日より上がらない。ふぅ。昼からは、階段を上ったり降りたり、足腰のリハビリにも励む。帰ったら、アパートの4階まで荷物持って上がらなきゃいけないもの。さすがに6階まで昇った時は、眩暈がしてしばらく階段に座り込んでしまったことは先生がたには秘密。
階段で眩暈を起こしたので、午後はボーっとして過ごす。D先生とE先生が夕方こられた。「腕はどのくらい開くようになったかな?」と言われたのでがんばって右だけ開いて見せたら、「順調順調!」といわれてほっとする。D先生が、「腕のリハビリはもちろんだけど、手術や入院生活で体力が落ちてるから、なるだけ階段を使ったりして運動してね」といわれたので「今日から階段昇り降りしてるんですぅ」と返したら、「それだけがんばってたらリハビリもちゃちゃって終わるかもね」といわれた。そう、早くリハビリ終わってダーリンのところに帰りたいのです。がんばるもん。そうそう、気になってたことを聞かなければ。実は手術翌日ぐらいから、胸の骨のところがぐーっと押さえつけられるように時々痛む。まさか心臓とか?不整脈とか?それとも骨転移とか?と不安だったのだ。先生は笑って「それは手術の影響で出る「神経痛」のようなものです」はぁぁ。神経痛ですか。この歳で(涙)。神経痛・・・・・。時間が薬らしい。術側の肘の後ろが痛いのは、リンパ腺をいじってるせい。これも時間薬。「明日午後から付け替えくるからね。」ということは、明日はドレーンが外れてリハビリできるようになるのかな?わくわく。びくびく。ドレーン取るのは痛いのかしら?
今日は新しく入院の方がいて、部屋は満床になった。例のおばぁちゃんは、時間の感覚がかなりずれた反応(例えば1時間前にあったことを今あったことのように言う)、夢と現実の区別のつかないような発言を繰り返す。点滴の管のジョイントをいじるものだから、血が逆流して、ナースコールを何度も押した。昨夜、睡眠薬の座薬も、注射も効かなかったそうだ。手術からもう丸々3日寝てないことになる。こういうのを「痴呆」というのだろうかと、部屋のみんなで不安になる。怖い。
ちょうど、家族が来られたので、思い切って聞いてみた。「後遺症でそういう症状が出ることもある」と術前に説明があったそうだ。家族がわかってるならいいけど、同室の人間にも知らせておいてくれー。一日いっしょにいるのは家族じゃなくて同室の私たちで、しかもお互い病人なのよー。そろそろ眠らないとおばあちゃん自身もいっしょにいる私たちもまいってしまう。4時間かかった大手術のあとなのに。相変わらずおばぁちゃんは昼間は元気。お目目もパッチリ。手はもぞもぞ。だーかーらー、おばあちゃん、点滴の管いじっちゃだめなんだってば!
面会時間終了間際に夫が到着。少しの間だけでも来てくれるのはすごくうれしい。いつもごめんね。ありがとう。
おばぁちゃんは、夜にやっと眠った。人間3日寝ないと必ず寝るというのは本当だったんだ。今日も眠らないようなら、もっと強い睡眠薬の注射を使うということだったけど、そんなことにならなくて本当に良かった。

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